つなごう、未来へ75thAnniversary

私たちが、未来に果たすべき使命。
それは、安全な生活や社会づくりに
貢献するテクノロジーで
世界中の人々の暮らしや命を守ること。

川金ホールディングスグループは2023年10月、
75周年を迎えました。

今こそ75年の実績と
知恵を結集する時。

つなごう、未来へ

これからも創業100年、
150年に向けて、
私たちは歩み続けます。

HISTORY

ヒストリー

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1948

川口金属工業株式会社を設立、
鋳造品の製造を開始

川口金属工業株式会社の前身は1937年に軍需工場として設立された川口製鉄株式会社という会社でした。現在の株式会社川口金属工業第1工場はその設立時に建設されたもので、現在も同じ場所で稼働しています。 終戦後、解散となった川口製鉄株式会社の工場を1948年に当社初代社長が引き取り、民間向け鋳造会社として川口金属工業株式会社を設立しました。

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1958

橋梁用支承の設計・製造を開始

1964年に開催された東京オリンピックを前にして日本は社会インフラ整備を推し進め、東海道新幹線、東名や首都高などの高速道路をはじめとする大規模プロジェクトが次々に発足しました。国内に大小多数の川が流れる河川国日本では、同時に橋の建設が一斉に始まり、橋梁部材の需要も高まりました。当時は支承の材質が鋳物だったこともあり、川口金属工業株式会社は、時代の要請にこたえる形で1958年に橋梁用鋼製支承の設計・製造を開始しました。

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1977-1979

株式会社松田製作所、
光陽精機株式会社が
グループイン

株式会社松田製作所、光陽精機株式会社

射出成型機メーカーである株式会社松田製作所、油圧製品メーカーである光陽精機株式会社はそれぞれ川口金属工業株式会社の取引先でした。鋳造業以外の事業拡大をはかることを目的にこれら産業機械メーカーをグループ傘下におさめていきました。

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1988

株式会社川口金属加工を設立

株式会社川口金属加工

これまで、金属材料としては鋳物のみを生産していた川口金属工業株式会社は、需要家からの要請に応える形で異形形鋼分野に進出するため、熱間圧延加工を行う兵庫工場を設立しました。1988年には効率的運用を目指し、兵庫工場は分離独立して株式会社川口金属加工になりました。

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1989

株式会社ノナガセが
グループイン

株式会社ノナガセ

前身が株式会社ノナガセ商事という会社だった株式会社ノナガセは、様々な工業用品を取り扱う商社でした。実は、橋梁部材に関係する事業は、東京オリンピック以前からノナガセ商事の創業者が開拓したものでした。ノナガセは川口金属工業株式会社以外の多くのメーカーの代理店でもありましたが、平成元年に川口金属工業が資本投入しました。建設会社・コンクリート業者に対する販売会社をグループ内に持つことでさらに営業基盤を強固なものにしました。

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1994

株式会社林ロストワックス工業が
グループイン

株式会社林ロストワックス工業

株式会社林ロストワックス工業は、80年代後半には海外生産の本拠地として中国の大連地区に独資の工場を建設しました。人件費の安い(当時)中国で製造した製品を日本国内で販売するというビジネスモデルの先駆けで、欧米諸国にも販売を始めていました。それまで砂型鋳物中心だった川金グループにロストワックス製法を新しく取り入れることで素形材事業の幅広い展開をはかることができました。

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1995

阪神淡路大震災発生

それまで橋梁用支承の材質は鋳物が大半を占めていましたが、同年1月17日の阪神淡路大震災を契機に状況が一変しました。地震発生時、想定以上の力が加わった鋳物の支承の多くは損傷し、橋梁にも大きな影響がみられました。そのため橋梁用支承に免震機能が求められるようになり、この震災が、我々がゴム製の支承の開発に着手する非常に大きな転換点となりました。以降、鋳物にとらわれない事業展開が一段と加速します。

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2008

グループ持株会社
川金ホールディングスを設立

川金ホールディングス

責任の明確化と権限の委譲を目的として、グループ傘下に多数ある事業会社をフラットに配置した持株会社体制に移行しました。同時に、川金ホールディングスとして東京証券取引所に再上場しました。この時、会社は設立から60年が経っており、事業内容も、市場環境も時を経て大きく変わっていました。川金ホールディングス設立は、時代の流れに即応できる事業体制へ変化を遂げるための大きな一歩となりました。2013年には本社所在地が川口市宮町から川口市川口に移転しました。

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2009

株式会社川口金属工業
株式会社川金コアテック
株式会社川金ビジネスマネジメント
を設立

川金ホールディングス

川口金属工業株式会社を株式会社川口金属工業、株式会社川金コアテック、株式会社川金ビジネスマネジメントの3つの会社に分割して、他のグループ会社と並列にしました。会社の事業が変化する中、鋳造事業と土木建築機材事業を別会社として独立させることで、効率的な運営体制へと移行しました。また、シェアードサービス会社として独立させた株式会社川金ビジネスマネジメントで数社の管理業務を一括して請負うことで、グループの全体最適を考えた新しいスタイルでのグループ運営を実現しました。

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2011

特殊メタル株式会社が
グループイン

特殊メタル株式会社

1959年に川口でダクタイル鋳鉄を中心に操業開始した同社は、その後生産拠点を福島県相馬市に一本化し、複雑な形状に対応できる技術を培ってきました。2011年の東日本大震災を乗り切り、会社分割により鋳造以外の事業を切り離した上で、川金グループの一員になりました。現在はニレジスト品の製造で差別化をはかっています。

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2012

川金コアテック
ベトナム有限会社を設立

川金コアテックベトナム有限会社

当時ベトナムでは、ODA(政府開発援助)による社会インフラ整備が盛んであり、大きな被害には発展しないものの国内で地震が頻発することから、ベトナム政府は地震対策への取り組みに大きく関心を寄せていました。こういった背景を受け、またベトナム国側からの強い要請もあり、アジアへの事業拡大の一環としてハノイ市内に川金コアテックベトナムを設立しました。営業所に続き、タンロン工業地域に製造工場も稼働させました。

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2016

米国Dynamic Isolation Systems Inc. が
グループイン

Dynamic Isolation Systems Inc.

アメリカ西海岸や南米諸国は大きな地震が頻発する地域であり、免震に関心のある国が多くあります。これまで橋梁用部材のみを扱っていた川金ホールディングスは建築用免震部材の技術・ノウハウを持ち、世界でも名の知れたDynamic Isolation Systems Inc.を傘下に入れ、技術力を高めるとともにグローバルに販路を拡大していきました。

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2016

株式会社川金ダイカスト工業が
グループイン

株式会社川金ダイカスト工業

我々グループがこれまで取り扱ってきた素材とは全く異なるアルミを扱い、ダイカスト製法という大量生産方式を取り入れている会社とご縁がありました。グループで対応できる素材の幅を拡げ新しいシナジーを生むことを目的としてその会社を傘下におさめました。同時に社名を川金ダイカスト工業に変更しました。

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2021

MBO実施に伴い非上場化

川金ホールディングスグループはMBOの実施により非上場会社になりました。激動の時代にあってこの先の成長を見据える中で、中長期的な視点に立った経営を行うための大きな決断でした。今後、今まで以上に強固な収益基盤を確立し、グループ全体でパフォーマンスを上げる体制を構築するとともに、常に時代の先を読み変化を加速していきます。

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2023

磯部鉄工株式会社が
グループイン

磯部鉄工株式会社

磯部鉄工は耐摩耗性・耐熱性に優れた特殊鋳物の製造、産業用機械装置の製造を行う会社です。川金ホールディングスグループの事業と高い親和性を有しており、参画によってグループ総合力の一層の強化につなげることを目的に傘下におさめました。

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創業75周年

GROUP

川金ホールディングスグループの紹介

川金ホールディングスを支え、
活躍しているグループ会社は、
素形材事業、土木建築機材事業、
産業機械事業など分野が様々。
そこで今回は各グループ会社を知っていただくため、
マンガでご紹介したいと思います。

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